自分が資産だと思っているものは、本当に資産ですか?
ローンで買った一戸建て住宅と車は資産ではなく「負債」です
私は免許を取ってからすぐに中古車を買い、何度か買い換えながら現在は新車に乗っています。全てローンを組んで買いました。
結婚して5年後に子どもが産まれ、翌年に一戸建ての家を新築しました。30年ローンです。
「いらなくなったら売ることができるし、家も車も資産だ」と漠然と考えていました。
しかし師匠から「現金一括で買ったなら資産と考えてもいいけど、長期で組んでいるローンは借金。家も車も負債でしかない」と教えられました。
「お前は人がいいねえ。銀行やクレジット会社を儲けさせるために働いてるんだから」と笑われています。
いろいろ教えられるうちに、考え方が一変しました。
銀行・クレジット会社・国のために働き続け、疲労するだけでいいのか?
30年で組んだ住宅ローンは熱心に毎月大きな金利を払い、借りたお金はなかなか減っていきません。
利息分は全て銀行の利益です。
新築の家に合った家具を買い、電化製品も新しくしました。支払いの半分はカードローンを使っています。
家を買うと固定資産税が発生し、国に税金を払っています。
本当に負債がいっぱいになっていました。
私の財布からお金を抜き続けています。
これでは確かに「資産」とは言えません。
資産とは財布にお金を入れてくれるものなのです。
資産は財布にお金を入れてくれて、 負債は財布からお金を取っていく
必死で働いてもお金が貯まらず、見かねた妻が子どもの成長と共に働き始めました。
次第に2人とも収入が上がり、借り入れができる枠も大きくなる。
すると欲しくて我慢していたものを買うようになり、借り入れが増えていく。
住宅ローン、車のローン、カードローンと返済額は膨れ上がりました。
完全なる「負債」です。
大切なのは負債をなくし、資産を作ること。
そのために必要なのは、
「どうやってお金を稼ぐか」ではなく「お金をどう管理するか 」という、お金の勉強なのです。
お金が自分で働き出し、あなたの財布にお金を入れてくれる「資産」を作りましょう。